約300年前に、江戸（えど）時代の僧である湛海律師（たんかいりつし）が中興して寺院を造営したもので、「聖天さん」と呼ばれ市外からも多くの観光客が訪れます。 冨貴、商売繁盛、夫婦和合、良縁、子授け、恋愛成就のご利益があります。
弥勒菩薩像（みろくぼさつぞう）を祀っている岩壁を背に立つ本堂は非常に壮観で、境内には様々な年代に建てられた建造物があり、迎賓館であった西洋風の獅子閣（ししかく）は、県内では数少ない本格的明治（めいじ）建築で、重要文化財です。
毎月1日、16日には多くの参詣客で賑わい、9月の万灯会（まんとうえ）は生駒八景の一つに選ばれています。また宝山寺までの長い石段沿いには茶店や旅館などが建ち並び、昔ながらの風情が楽しめます。

標高642mの生駒山頂周辺に、1929年に開園した遊園地。
そのロケーションから奈良盆地（ならぼんち）や大阪平野（おおさかへいや）を一望でき、視界の良い日には、遠く淡路島（あわじしま）や明石海峡大橋（あかしかいきょうおおはし）まで見渡すことができます。
現存する大型遊具としては開園と同時に建造され、国内最古である高さ30メートルの「飛行塔（ひこうとう）」が名物です。さらに、遊園地に併設した施設として「ペットふれあいの森・生駒」があり、世界の名犬・珍犬や遊び好きのかわいい猫ちゃんなど、約80匹が皆さまをお待ちしております。
夏はナイター営業を行っており、気温が平地より4～5℃低く涼しいので、多くの方が訪れます。