生駒の散歩道 - 自然・歴史と街が共存する奈良県生駒市の観光情報 -

茶筌のさと高山コース

美しい日本庭園がある「高山竹林園」から、鷹山氏の居城と伝えられている「高山城跡」、鷹山氏一族の供養塔などが残る「円楽寺跡」を見学、茶筌のさとを巡った後、国の重要文化財に指定されている「高山八幡宮」をお参りするコースです。

茶筌のさと高山コース

1. 高山竹林園(たかやまちくりんえん)

竹製品の里「高山」において、伝統ある竹製品をPRするとともに、地場産業の一層の振興を図るために建設されたもので、美しい日本庭園の中には資料館や研究室、竹生庵などを配し、広く一般に開放されています。

移動時間:徒歩約40分

2. 高山城跡(たかやまじょうせき)

標高218m、比高差約40mの山城。規模約110×100m。
郭(くるわ)・土塁(るい)・土橋などが確認され、山上に二股になった60m×70mの平場が主郭(しゅかく)として残ります。鷹山(たかやま)氏の居城と伝えられています。

移動時間:徒歩約40分

3. 生駒市高山竹林園内 円楽寺跡(えんらくじあと)

明応9年(1500)頼栄銘五輪塔をはじめとします。
鷹山(たかやま)氏一族の供養塔などが残ります。明治の廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)により堂舎が破壊されました。

移動時間:徒歩約10分

4. 茶筌のさと

生駒市高山町では、茶道、茶筌が伝統産業となっています。
現在では、国内生産の90%を占める茶筌のさととして知られ、茶筌制作・直売所がたくさんあります。
高山竹林園では、茶筌や茶道具などの展示のほか、各種ご案内をしております。

移動時間:徒歩約10分

5. 高山八幡宮

天平勝宝元年(749)に、八幡神が豊前国(大分県)の宇佐八幡神を東大寺に勧請(かんしょう)した際に、頓宮(仮宮)としたことに始まるといわれています。中世には鷹山庄の中心として、また豪族鷹山氏の武神として篤い信仰を集めていました。本殿は、室町時代の建立で、元亀3年(1572)の銘があります。棟札には鷹山藤逸の名も見られます。室町時代の末期の特色をよく残した建物で、国の重要文化財に指定されています。

[ 立寄りのお店情報 ]

高山製菓(たかやませいか)/高山あられ工場および直売所

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