円福寺（えんぷくじ）

龍崋山（りゅうかさん）の山号をもつ真言律宗の古刹です。
寺伝では、天平勝宝年間（749年～757年）に、行基によって創建されたと伝えられています。しかし、幾度も火災に遭い、創建以来の寺歴は明らかではありません。
本堂は鎌倉時代の建築といわれ、需要文化財に指定されています。外観は、簡素で優雅な雰囲気を漂わせています。
本堂内部には、平安後期の作とされる、木造の十一面観音立像が安置されています。

[ 重要文化財 ]
本堂・宝篋印塔（ほうきょういんとう）

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